八代流について

室町幕府第8代将軍の足利義政が成された、その時代の文化面での多大なる功績は、有名な話だと思います。
この時、家臣に生け花の指導もしていました。時代は流れ、教えを受け継いだ家臣が各地に渡り、江戸時代中期に橘湖斎白龍(早野兵蔵紀泰光)が 名古屋の地で「八代流」を興し、現在14世家元、梅寿庵輝猪のもとで伝承を続けています。

いけばなの種類(花型の種類)

生花
(せいか)
生ける花器や植物の色の遣い方など、さまざまな制約のなかで生けあげる古典的なスタイルのいけばなです。
投入
(なげいれ)
生花をくずしたスタイルで、花瓶にいける方法です。折りどめ、割りどめという技法の習得が必要となります。
盛花
(もりばな)
投げ入れとほぼ同じですが、剣山(けんざん)を用いて水盤にいける方法です。
創作花
(そうさくばな)
自由な発想でいけあげます。